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しかし、あれだな。どう考えてもトラブルの匂いしかしない。
何故俺は携帯画面が光り出した時に携帯を閉じなかったんだろう?机の引き出しにタイムマシンがあるなら今すぐ過去に戻って自分を説得したいと思う。これは嘘じゃないけどなー♪
まぁ嘘つきが嘘つきの言葉を信じるか疑問はあるがそこは無視する。都合の悪い事は考えないのが親の教育方針だったと思っている。
さて、そろそろ起こすか。そして速やかにお帰りいただこう。悪いがトラブルの種は発芽する前に処理したい年頃なんだ。
「お~い。」
ほっぺを軽くぺちぺち。おぉ柔らかい♪肉付きよくないから期待していなかった数分前の俺に説教したい。嘘だけどぉ♪
ほっぺをむにむに。やーわーらーかーいーとか叫びたくなったが、一応そこは俺の最低限のプライドで止めておく。まだ実家の犬の餌にはしてなかったと思う。
あれ?あの犬まだ生きてるのか?最近実家に帰ってないからなぁ。勘当されてる身の上だから。
嘘だけど嘘じゃない。
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