*2*

9/12
前へ
/43ページ
次へ
彼女の名前は『美月』。 細かい話は着いてから話しますと それ以上は特に案内されるだけで、何も喋らず奥に進んだ。 ―家に着くと、今でいうと旅館みたいな立派な家で、お風呂と浴衣まで用意してくれた。 浴衣を羽織れば、黒髪で男らしい青年がビシッときまる。 鏡で見ると、大人になった実感がますます湧いた。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加