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『お母さん!!』 とっさに動いた右手が空気を掴む。 外は天気がよく、日差しがレンの顔をくすぐった。 「……夢…か」 身体は汗ばんで熱を持っていた。 レンは手を休め、深い深呼吸をする。 それは溜め息にも近い息をはいた。
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