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「クックッ…」 「?」 レンは様子がおかしいと、頭を軽くあげて男を見た。 男は左手を口元に軽くおき、微笑んでいる。 「ハハハッいや…失礼。レン殿は面白い人ですな」 「俺の事…」 「ああ、美月から聞いてるよ。違う世界からきたんだってね…」 男は襖を閉め、レンの前に正座をした。 近くで見ると威圧感がすごく、さらに緊張が増して心がシャンとなった。
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