5/9
前へ
/74ページ
次へ
私が案内された事務室は、店内とは少し違い、ソファーと机が並べられただけの、少し殺風景な部屋だった。 「オーナー呼んできますので、少々お待ち下さい」 そう言うと、私にニッコリ微笑みかけ、イケメン店員(←まだ言うか)は去って行った。 ガチャリ 「こんにちは。私がオーナーの、神田隆司です。タカさんって呼んで下さい」 私が大人しくソファーに座って待っていると、いきなりドアが開いた。 そしていきなりの挨拶――。 それだけでも結構びっくりなんだけど……、 なぜこの人はアロハシャツを着ているんだ…!? そして、なぜそんなアロハシャツを着て真面目な顔で挨拶できるんだ…!? .
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加