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鈴「…あ、あの、アルバイト希望で来ました…。高橋鈴です」 私はサッとソファーから立ち上がり、オーナー(タカさん)にお辞儀をした。 隆「いやいや、こんな可愛い子がバイト希望に来てくれるなんて…、タカさんは嬉しいよ。どう?私のお嫁さんにならない?」 どう考えても嫌です!! 私が内心そんな事を考えていると、ドアから誰かが入ってくるのがわかった。 バシンッ 「あほか。女子高生相手に口説いてんじゃねーよ」 隆「痛いなぁ、かなとくん。冗談だよ」 オーナー(タカさん)を軽くバシッと叩き、睨みながら入ってきたのは、先程丁寧に案内してくれたイケメン店員。 「口説いてばっかいると、また母さん実家帰っちまうぞ」 だけど…、なんか口調変わりすぎじゃない? 別人みたい…。 隆「うぅ~、かなとくんの意地悪~」 ってか、この2人親子なのか。 明らか息子の方が立場上だろ。 .
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