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次の日。
鈴「アヤカ~、なんかいいバイトない~?」
私がダラんと机に体を預けると、「バイトかぁ」と、少し上を見上げる、私の親友の藤 絢香。
絢「どんなバイトしたいの?」
鈴「う~ん、オシャレなやつ。接客とかやってみたいかも」
私がそう言うと、顎に手を当てて、考えるアヤカ。
少しして、いいバイト先が閃いたのか、顔がパァッと明るくなった。
絢「カフェにすれば?ラムールってとこあんだけど、知ってる?」
鈴「ラムール?…あぁ、駅前の?」
絢「そう!あそこ料理もおいしいし、オシャレだし、なんせ制服がかわいいの!言うことなしじゃない?」
私は、鼻息を荒くしてそう言うアヤカに少し引きながら、アヤカの言葉に魅力を感じていた。
料理よし
内装よし
制服よし
言うことないじゃん!
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