自由と言う名のギルド

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~バンエルティア号・1Fホール~ カノンノの後をついて入ると、中はとても広々としており、サクラはキョロキョロと周りを見渡していた。カウンターらしき所に、水色のポニーテールにカールヘアーの女性が居た ???「お疲れ様、カノンノ。貴女が魔物を討伐してくれたお陰で、【ペカン村】の人達の移民は無事に済んだよ」 女性はニッコリと笑顔で言った カノンノ「ホント!?良かった~…」 ???「所で、そちらの女性は?」 女性の視線が、カノンノから後ろに居るサクラへと移った カノンノ「あ、彼女とは【ルバーブ連山】で出会って…」 ???「それじゃあ、まずは自己紹介からね。私はアンジュ・セレーナ。貴女の話を聞いていいかな?」 サクラは自信は無かったが、アンジュに全てを話してみた アンジュ「そう。記憶が無いなら、どこに行っていいかも分からないよね。記憶が戻るまで、ここに置くのは構いません。でも、話を聞く限り体力には自信がある様だし………働いてもらいましょうか。それじゃあ、今から貴女をギルド『アドリビトム』の一員として迎えるね」 サクラ「アドリビトムって何…?」 初めて聞く言葉が何なのか、サクラはアンジュに質問してみた
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