自由と言う名のギルド

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サクラ「次は隣?」 カノンノ「隣は空き部屋だから、次は奥側の食堂に行こうか」 ~食堂~ そこにはウェーブが掛かった金髪の女性と、お尻にある羽をパタパタさせている小さい動物らしき者が居た ???「お嬢様。何か御用ですか?」 カノンノ「新しい仲間だよ♪」 ???「貴女が新しいギルドの方ですね。初めまして、私はクレア・ベネット」 ???「どうも、初めまして。ロックスプリングスと申します。ロックス、とお呼び下さい」 サクラ「………」 サクラは目を見開いて、ロックスの方を見ていた ロックス「?どうかされましたか?」 サクラ「あ…いえ…。初めまして、サクラです」 ロックス「ご丁寧に、どうも。僕はギルドの皆さんのお世話をさせて頂いている者です」 クレア「ロックスさんは、家事やギルドの経理等も任されている、この船の言わば「コンシェルジュ」なんですよ」 サクラ「こんしぇるじゅ…?」 ロックス「はい。この船で皆様が安心して寛(くつろ)げる様、日々ホスピタリティ―の向上に努めています。何か御用の時は申し付けて下さいね」 サクラ「はい…」
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