自由と言う名のギルド

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アニー「ギルドでは、この医務室を任されています。まだ、医者として不勉強な所もありますが、どうか宜しくお願いします」 サクラ「こちらこそ、宜しくお願いします」 カノンノ「サクラ、アニーはとっても頭が良いんだよ!分からない事があったら、アニーに聞くといいよ!」 アニー「い…いえ、そんな事は…」 カノンノに褒められ、謙遜するアニーだった サクラ「うん。色々教えてね、アニー」 アニー「はい」 二人はアニーと別れ、医務室を後にした サクラ「次は…」 カノンノ「ここを出て、右隣にある研究室だよ」 二人は研究室へ向かった ~研究室~ 何かの標本が飾られたり、色んな種類の器具があり、そこに眼鏡を掛けた、ガタイの良い男性が居た カノンノ「ウィルさん!」 ウィル「ああ、カノンノか。ホールでの話は聞こえていた。オレはウィル・レイナード。宜しく頼む」 サクラ「サクラです」 ウィル「此処へ来る前も、故郷でギルドに所属していた。本業は博物学者をやっている。そういえば、記憶喪失と聞いたが…君は、此処へ来る前に世界樹が光るのを見たか?」 サクラ「…?」 サクラはキョトンとし、首を傾げた
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