2人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
幼馴染がいる。
周りはどうだか知らないけれど、俺からしたら可愛い子。
俺は彼女のことが大好きで仕方がないけれど、彼女は俺のことが好きなわけではない。
俺の記憶の最初のシーンは彼女との思い出だし
俺の人生の幸せは、すべて彼女だ。
初めて見た、女の子。
女の子はか弱い存在で、男の俺が守らなくちゃいけない。
そう教えられた。
人とは違う、髪や目の色をから揶揄されていた時、ずっと一緒にいてくれた。
昔から一緒にいた。
好きにならない方がおかしいぐらいに。
今も勿論彼女は可愛い。
でも、昔はもっと可愛かった。
いつも、俺と一緒にいてくれた。
本当は怖がりの癖に強がって。
触れない虫に触って、かぶれちゃったり
登れないのに、木に登って降りれなくなったり
可愛いったらありゃしない。
俺の大事な女の子。
最初のコメントを投稿しよう!