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翔
｢もう少し低いハードルに
したほうがいいっすよ。
何つーか……１００メートルを
１３秒で走るようになるとか？｣
宏美
｢あんたは態度だけじゃなくて
言い方までチャラいな～。
低いハードルにしたら
向上心がわかないんだよ｣
千宏
｢ハードルが高すぎたら
やる気はでませんよ｣
宏美
｢真ん中なんてないよ。
高いか低いか決めるなら
私は高いハードルにする｣
そんなこと言われても、
誰も乗っかりま………
航平
｢──そうっすよね。
俺も高いハードルにしよ｣笑
千宏
｢え？！｣
翔
｢おまえはバカか！
無理なことくらい
その年になったら分かれ！｣
航平
｢バカはいつでもバカだよ。
俺みたいなバカはそんなに
いないと思うけどな～｣笑
翔
｢意味分かんねぇこと
言いやがって…｣
眞由美
｢私ものります！｣
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