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クライス「え?」
魔物は木のツタを引き千切り既にクライスの真後ろまできていた
スミル「ラメ!防御魔法は!?」
ラメ「ダメだよ!詠昌が間に合わない!(泣)」
クライス「ウワァアアァア!!」
クライスは刺さっている剣の柄を掴み魔物めがけて振り切った
シャキーン
ズ…ズズズ…
ドスン!…
魔物はまっぷたつに斬れ絶命した
スミル・ラメ「クライス!」
二人がクライスの元へと駆け寄ってきた
スミル「大丈夫!?」
クライス「あぁ…大丈夫だ…
すまんな、心配かけた
しかし…この剣…凄い切味だ…」
クライスが剣をかざしたその瞬間
クライス「ウワッ!?」
ラメ「何何!?」
スミル「キャッ!?」
剣の紋様のところから眩い光が放たれた
「…た…」
クライスの頭の中に直に声が響く
クライス「(誰だ!?)」
「あ…た…」
クライス「(だから誰なんだ!?)」
「あなたが剣を抜いたのね」
最後の不思議な声と共に光も消え去った
クライス「なんなんだ?」
ラメ「クライス!スミル!あれ!」
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