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三人は横穴にはいり奥へと歩き出す
ラメ「だんだん光が強くなってきたね」
スミル「宝が近い証拠ね(喜)」
スミルは出口がどうとかより光り物に心を奪われてしまっていた
10分くらい歩き横穴の奥にたどり着いた
そこには祭壇みたいなものがありドーム型の広場だった
三人がその広場につくと同時に先程まで発していた眩い光は祭壇の中心へと消えていく
スミル「え?え?何で何で?何で光が消えるの?宝は?」
スミルは周りをキョロキョロ見ながら慌てふためいた
「(祭壇へ…)」
クライス「!?」
ラメ「クライスどうしたの?」
ラメが心配そうにクライスの顔を除きこむ
クライス「声が…」
ラメ「え?」
「(祭壇まであなた一人で来てください…)」
クライス「声が聞こえる…祭壇まで来てくれだって」
ラメ「え?それなら僕も…」
ついて行こうとするラメをクライスは手で制した
クライス「声の主はどうやら俺一人できてほしいみたいだ。ラメはスミルの事を頼む」
スミルはというと壁に頭から寄りかかっていじけていた
ラメ「アハハ…わかった
気を付けてね?」
クライス「あぁ…」
クライスは一人で階段を登り始めた
一段…一段と上っていくにつれクライスに語りかけてきている声の主がどこにいるかをクライスはわかってきた
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