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スミル「アイル…だったっけ!?」
スミルはアイルのもとに近寄り顔を近付けた
アイル「は…はい…」
スミル「ここでなにしてるのよ!?洞窟の出口には結界がはってあってあるからここには入れない筈よ!?」
アイル「あの…私にも分からないんです…」
スミル「はぁ…
記憶喪失のようね…」
スミルは頭をポリポリかきながらクライス達の側に行った
クライス「俺を呼んだのはあんたかい?」
今度はクライスが質問した
アイル「呼んだ?…私があなたを?」
アイルは不思議そうに首をかしげクライスにたずねた
クライス「う~ん…」
ラメ「ねぇクライス?呼んだって何?」
クライスはラメの方を向き
クライス「さっき剣から光が発せられた時とここにきた時の声とこの子の声がそっくりなんだよ」
アイル「…剣?その剣見せてもらえませんか?」
クライス「?
あぁ、別にいいよ」
クライスは腰にさした剣を抜きアイルに見せた
アイル「……」
クライス「なんかわかったか?」
クライスがたずねるとアイルは首を横にふった
アイル「いいえ…なんだか不思議な感じはしますが…何もわかりません…」
しばしの間四人に沈黙の時間がながれる
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