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「先に外で待っとくよ!?」
「おう、そうしてくれ~」
スミルとラメは外にでた
今日は暖かくクライスでなくとも眠気を誘われる
「ん~!いい天気ね。絶好の冒険日和だわ」
スミルは手を大きく上にあげ背伸びをした
「スミル~…本当に行くの?」
ラメは手を顔にあて質問をした
「当たり前よ!
こんなちっぽけな里にずっと閉じ籠ってるなんて、勘弁だわ!!」
スミルはラメの方を向き大袈裟に手をふりながらそう答えた
キィーッ
「まぁ、俺もスミルに賛成かな?」
用意が終わり腰に剣をさしたクライスが扉をあけ出てきた
「クライスも賛成なの?」
「さっすがクライス!」
ラメは半分諦めた表情で
「行くなら行くでどこからでるの?」
と二人に問掛けた
クライスは腕を組み
「ん~…結界の近くには門番がいるからなぁ…」
「あっ!それなら大丈夫大丈夫!」
スミルは満面の笑みをうかべて二人の手をとり
「村の外れに洞窟があるでしょ?
あそこなら門番はいないから外に行けるわよ」
と言いながら二人を強制的に洞窟のとこまで連れていった
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