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橙side 死にたい 穴があるなら入りたい。 そんな気分やった。 あんなにあっさりとフラれてしまうなんて… 橙「フッ…グスッ…」 男なのに僕は泣きながら帰った。 帰って取り出したのはカッター。 すばるくんはリストカットしてたから僕もしてみたいと思った。 スーッと何度も左手首に滑らせた。 何故かその時だけすばるくんと一緒になれた気がした。 痛くはなかった。 虚しかった。 next
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