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橙「えっ?」 それは思いがけない言葉。 僕がずっと欲しかった言葉。 赤「あの時は皆がいて言いにくかったんや。ほら、俺勝手に変なルール作ったし…もしよかったらでええねんけど、付き合ってくれへんかなぁ?」 頭が真っ白で何も考えられない。 ただひとつ言えることは僕は今最高の言葉を言われてるってこと。 橙「ほんまに?…嘘やない?」 赤「嘘やないで。付き合ってください。」 すばるくん…! 橙「ぼ、僕でよかったら!よろしくお願いします!」 赤「ほな、また明日。」 橙「はいっ!さようなら!」 電話を切ってしばらく僕は余韻に浸った。 橙「今人生で一番幸せや…」 僕は手首を撫でて微笑んだ。 next
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