1.変な男

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窓際の最後尾の新しい机に鞄を起き まだ新しい椅子に座る 窓からたまに入ってくる桜の花びらを見ながら、新しい季節の穏やかな優しい匂いにひたってた ん? 花びら? まだ散るのはちょっと早いんじゃない? 「気に入った?」 背後から声 振り向くと… 校門にいた変な男 「伊織が見えたから桜みせようと思って持って来た」 そう言うと、手のひらいっぱいに持った桜をパァーっと上に投げた
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