本編

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幸村: すみません、遅くなりました…。 葵: 立海の幸村さんだ! 幸村: ふふ…。白石君、橘君も一緒ですよ。 白石: なんや、皆もうそろうてるやないですか。 橘: 我々が最後か? 井上: よし、皆座って座って。じゃあ、ここで橘君と白石君に、四天宝寺VS不動峰の話でも聞こうかな。 白石: 正直、橘の"あばれ球"にはビビったわー。あんなんサギやで。どこに飛んでくるやら分からへん。それから不二のヘトカ…ケ…って、言えへんわいっ。 橘: ふっ…。サギと言えばお前のところの千歳とか言ったか…あいつの"才気煥発の極み"、あれこそマジックみたいなもんだ。 白石: とか言ったか…て、お前ら大親友やろ!千歳も成長したお前に会うのを、楽しみにしとったで。 井上: しかし互いに相手の実力は想定外だったって事だね。ところで手塚君は四天宝寺をどう思う? 手塚:  パーフェクト …白石の"完璧なテニス"…それは俺が目指すひとつの究極形に近いのかもしれません。 葵:       パーフェクト 凄い!手塚さんが"究極の形"とまで言ってる! 白石: おおっ!井上さん、今のとこ絶対使うてや! 手塚: 石田銀の"百八式"も、俺が受けたらまともに返せるかどうか…。四天宝寺には才能が集まっていると言えるでしょう。 幸村: さすが手塚君。認めるところはキチンと認めるんだね。
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