観覧車

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ぼくたちの着席を確認すると、外から係員がドアを閉めて鍵をおろした。 狭い空間に夏の熱気がたちこめていた。 ぼくたちを乗せたゴンドラはゆっくりと空めがけて上昇していく。 土地的に園内の周りは、海に囲まれているので綺麗なパノラマが広がっているのだと想像できて、それはぼくの心を浮き立たせた。
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