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――――僕の日常は極々普通の日々だった。
早起きをして、歩いて学校に向かい、余裕を持って着く。
授業を真面目に受けて、昼休みには屋上で1人で食事。
部活をしていない僕は授業が終わってすぐに帰宅し、明日の予習をしたりテレビを見たりして、日付が変わる頃に寝る。
毎日同じことを休日以外繰り返し、休日は家で本を読むか、まだ小学生の低学年の妹と遊んであげたり。
僕は毎日をただ機械的に過ごしていた……
―――あの日、先輩に会うまでは。
これは僕、九重 鏡魅<ココノエ カガミ>と先輩の物語。
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