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「…ほんと…?」
「うん…」
圭吾がベッドから降りる
「ビックリした…もーっ心臓止まるかと思ったっ」
気が抜けた
とりあえず服を着ようとブラを手に取った時、視線を感じた
「…?」
座り込んだあたしを、圭吾が見下ろしてた
「何?…あ、てゆーか来ないでよっ…着替えたいんだけど…」
慌てて胸元を隠した
「あ…ごめん」
圭吾は部屋から出ていった
今のうちに着替えてしまおう
でも一体、何がどうなって今こうなってるのか…
覚えてないってことは…あたしも昨日、何してるかわかんないよね…
「はー…呑み過ぎた…バカだ、あたし…」
今頃になって後悔が襲う
服を着て、バックの中をチェックする
忘れ物は無さそう
昨日の事、もう一度圭吾に聞いてみよう
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