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夜になって、森は月明かりに照らされていた。満天の星空だった。
「ねー、ホワイキー。」
「?」
二人は、食事をしていた。
「星を見に行かない?」
「星?」
「うん。」
「いいよ。」
ホワイキーの手をひっばると、あやは急いで外に出ようとした。
「あや、どうしたの?急に。」
あやは、泣いていた。
「あや。」
ホワイキーは、あやの涙を拭った。
「ママのこと?」
「ちがう。」
「強がることはない。」
ホワイキーは、あやの両方のほっぺを温かく包んだ。
「ホワイキー」
「強がらないで、あや。」
ホワイキーは、あやの髪を撫でた。
「見て、お星さまだよ。」
「うん?」あやは、言った。
「ほら。」
ホワイキーは、言った。
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