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あやは、泣いていた。
両親が、兵士たちに殺されたのだ。
一人きりになってしまったあやは、途方に暮れ、生きる望みを失ってしまっていた。
「いつまで、泣いてるの?」
「えっ?」と振り返ると、白いきつねがいた。
「あなたは、どこから来たの?」
「君を助けにきた。君は、不思議な力を持っているようだね。その力は、いずれ人々を救いに導くだろう。あや。」
「どうして、私の名前を?」
「僕は、君のことなら、なんでも知ってる。」
「あなたの名前は?」
「ホワイキー。」
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