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そう、
「まってよう。いつまでも、何年先までも。もし龍がJUMPに戻ってこれなかったとしても、おかえりって言ってやれるように。」
「…っ」
「それで、お前なにやってんだよ!って怒ってやるんだ。くすぐって、死ぬほど笑わせてやる。それから、ませてんじゃねぇよって言ってやんの。あいつ負けず嫌いだから絶対言い返してくるよ。」
「…っう、んっ」
「だから、その時までまってよ。笑っておかえりって言ってやろう。」
だから、だから、
「そんな、泣かないで…」
「…っ山田だって、泣いてるじゃんっ」
その時、ぽたっと抱きしめただいちゃんの肩に水滴が落ちた。
ああ、なんだ、俺は泣いていたのか。
自分でも気づかない間に、涙が溢れてたのか。
そう実感した瞬間、胸がぎゅううって締め付けられた。
もう、10人じゃない…。
もう、戻ってこれないかもしれない…。
でも、それでも俺は、俺たちは、
「…泣いてねぇよ、」
俺たちには、まっていることしかできない。
「う、っひっく、…りゅ、たろ…っ」
今日だけは、俺の腕の中で違う奴の名前を呼ぶことを許すよ。
俺はさらに強く、だいちゃんを抱きしめた。
(おこってしまったことは仕方がない)
(だから)
(もう後悔するのはやめよう)
(これからのことを)
(ひとつずつ考えていこう)
―――――――――――――――――
りゅーちゃんのこと、悲しいですけど仕方がないですね。
法律を破ってしまったとゆう事実なので、りゅーちゃんは悪くない!なんて言えないですけど。
でも、私はこれからもりゅーちゃんのこと応援していきたいと思います
りゅーちゃんがいてのJUMPだから
もし戻ってこれなかったとしても、私はずっとりゅーちゃんのことJUMPの一員だと思い続けます。
長々と失礼しました。
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