ボクはサイバー、恋するサイバー

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数週間後、レスナ博士からのウランに取り付けようとしていたシステム・プログラムが届き カイザーは説明された通り入力していった そして… 改装されたネオ・パレス21マンション ローラ・パンプキン邸 ローラが上から覗き込みながら 「カイ君、ホントに大丈夫なの?」 「暴れださないでしょーね💦」 システムチップをライラのこめかみに入れ込むカイザーは 「よしっ、後は起動させるだけですよっ」 サンデーは不安そう💦 「失敗すれば人類は滅亡なんだぞ💦」 カイザー 「ンな大げさな💦」 ライラから音が聞こえた ピッ…カシュカシュカシュ ヴ~ン… >>只今、ローディング中… >>しばらくお待ち下さい ローラ 「お💓動き出したよっ🎵」 レジーはウキウキ 「こう見ると、結構可愛いね(*^^*)💓」 ライラの瞳が“ぱちっ”“ぱちっ”とまばたきをしてローラ達を見つめた ライラ 「>>私はフルメタル・ジャケットライラ←」 「>>最大出力5億6千万PS、ゲレトニウム高イオン酸チタンカーボン合成合金←」 「>>イヴタイプ・モデル←」 「>>使命を入力して下さい←」 ローラはサンデーに 「ホントに私でいいの?」 サンデー「いいんじゃない」 ローラはライラに 「こほん、じゃあ…」 「あのね、クウィーン・ローラ号っていうスペースシップの助手と」 「私達の命を守って欲しいんだけど、いいかなぁ💦」 ライラ 「>>確認します←ホントにいいの?アア…>>あのね、クウィーン・ローラ号っていうスペースシップの助手と私達の命を守って欲しいんだけど、いいかな💦 ですね?←」 「>>よろしければ右のピアスを、やり直す場合は左のピアスを押してENTERを押して下さい←」 ローラ 「はあ?」 「😖余計な言葉が入っちゃってるよ⤵」 カイザー 「ダメですよっ💦」 「😓音声入力なんですから💦“あのね”とか“いいかな”なんて入力しちゃあ⤵」 ローラ 「だって分かんないンだもん💧」 サンデー 「大丈夫なのか💦」 カイザー 「じゃあ、僕がやりますよ」 ローラ 「ちゃんと出来んの?」 カイザー 「以前にウランさんのをした事がありますから💦」 サンデー 「だからウランがヘンになったんじゃないのか💦」 この四人は、たったこれだけの入力に1時間を費やした… 大丈夫なのか、ライラ💦
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