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洋平さんは、会社に入った時から専務の役職につき、私は秘書として彼をサポートしている。
そして…
母「サックラちゃ~ん♪おはよー!今日も可愛いわよー!」
そう、洋平さんのお母様(笑)
会社では副社長という役職だった。普段はすごくフランクなんだけど、仕事モードが入ったら…かなり厳しい、と言うか、かなり出来る女性だ。
サ「専務、本日は11時より緒方様の来社予定、午後2時より3階大会議室にて会議、夜は峰社長との食事会でございます。」
洋「分かった。緒方様は話が長い。1時までに話が終わらない時には、耳打ちしてくれないか?」
サ「承知致しました。」
母「ちょっと!どういう事よ!!困るわ!」
秘書「申し訳ございません!」
母「あなた、先方に何て説明するつもり!?」
秘書「わたくしのミスで…」
母「あなた一人の問題じゃないのよ!!」
朝からフロアに響き渡る副社長の怒鳴り声。
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