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いや…きっとサクラは俺を待っている。
理由も根拠もないが、きっと。
時間が経つに連れて、サクラを信じる気持ちだけが大きくなる。
きっとサクラは分かってくれる…サクラには伝わる。
洋「俺は、サクラを…信じています。」
俺は花梨の目を真っ直ぐ見つめ、そう言った。
花梨「いい加減になさって!ここ数日、ずっと一緒に居るのは、私ですわ!
なぜ愛してくださらないの?
なぜ求めてくださらないの?」
洋「サクラを愛しているからです。どれだけ離れていても、この気持ちだけは変わりません。」
花梨「さぁどうかしら!女の方は分かりませんわ(笑)
私、見ちゃったんですの。サクラさんが見たこともない男と腕くんで歩いてらっしゃいましたわ(笑)」
洋「…なぜです?何故そんな嘘までつくんです…?
それだけは、絶対にありません。サクラは、そんな女ではありません。
俺は、サクラを信じてます。」
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