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花梨「何故!何故、目の前にいる私が言う事が嘘で、何日も姿すら見てない女を信じるのですか!」
洋「サクラの姿ならずっと見ています。目を閉じて、思い出すのは全てサクラです。笑ったり、怒ったり、困らせたり、泣かせたり…
そんなサクラの全てを愛しく思っています。
目の前にいるあなたがサクラだったら…どれだけ幸せだろうと、そればかり考えています。」
花梨「…代わりでも…サクラさんを愛してる洋平様でも構いません!
私を…見てください…洋平様…」
そう言って花梨は泣き崩れる。
洋「すみません。」
ハッキリと、キッパリと断る。
花梨「イヤよ…私は、洋平様の…お、お嫁さん、に…」
洋「申し訳ありません。」
花梨「…もう結構よ。洋平様を刺して私も死にます!」
そう言うとナイフを取り出し俺に向ける
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