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洋「っ!?」
―バン!
激しく扉が蹴飛ばされる。
福『花梨!!』
父『洋平!』
母『洋ちゃん!?』
花梨「…!パパ…!!」
洋「親父、お袋…」
一瞬、怯んだ花梨だったが、ナイフを隠す事なく俺を睨む。
花梨「パパ聞いて!洋平様、花梨と結婚したいって言ってくれないの!」
福「花梨…もう終わりにしなさい。花梨は洋平くんとは釣り合わない…
ナイフを放しなさい。」
花梨「釣り合わないって…どういう事ですの!私は洋平様の為に!」
福「花梨!!ナイフを放しなさい。怪我をさせたらどうするつもりだ!」
父「花梨さん、止めなさい!」
花梨「イヤ!!私の愛が叶わないなら、洋平様を殺して私も死にますわ!」
サ『ちょっと待って!!』
洋「…サ、クラ…」
サクラ…
ずっと逢いたかったサクラ…
少し痩せたか?
ちゃんと寝てたのか?
こんな時でもサクラが心配でたまらない…
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