ふたりの未来

7/19
1146人が本棚に入れています
本棚に追加
/79ページ
それから、翔子さんのご希望の靴を見るが、目移りしてしまっているのか、なかなか決まらない。 でも、私も自分に合うものがないか、洋平さんに合いそうな物がないかしっかり見る事が出来た。 1時間くらい掛けてやっと翔子さんは1足の靴を購入し、車へ戻る。運転手さんが、私たちを見つけると近くまで付けてくれ、柏原邸へ向かう。 サ「すっかり遅くなっちゃったね;心配してないかな?」 翔「申し訳ございません!私が時間を取らせてしまって…」 サ「ううん、楽しかったし全然大丈夫!!」 携帯を見るが着信もメールもないから、少し安心した。 ――― 柏原邸へ着くと、いつものお出迎えの人が誰もいない。 サ「あれ?みんなどうしたんだろう。」 翔「きっと、パーティーの準備が忙しいのでしょう。」 サ「そっか…そうだよね。」 そうだ!今からパーティーなんだ!急がなくちゃ!!
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!