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それから、翔子さんのご希望の靴を見るが、目移りしてしまっているのか、なかなか決まらない。
でも、私も自分に合うものがないか、洋平さんに合いそうな物がないかしっかり見る事が出来た。
1時間くらい掛けてやっと翔子さんは1足の靴を購入し、車へ戻る。運転手さんが、私たちを見つけると近くまで付けてくれ、柏原邸へ向かう。
サ「すっかり遅くなっちゃったね;心配してないかな?」
翔「申し訳ございません!私が時間を取らせてしまって…」
サ「ううん、楽しかったし全然大丈夫!!」
携帯を見るが着信もメールもないから、少し安心した。
―――
柏原邸へ着くと、いつものお出迎えの人が誰もいない。
サ「あれ?みんなどうしたんだろう。」
翔「きっと、パーティーの準備が忙しいのでしょう。」
サ「そっか…そうだよね。」
そうだ!今からパーティーなんだ!急がなくちゃ!!
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