第一章 悲しみと欲望のフライ

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レタスを失ったあの戦から一年半、私は命からがら生き延び、この『アゲ♂アゲ♂揚げ物(フライ)村』にいた。  私はあの戦で、小指を角にぶつけ、瀕死の重傷を負った。今はこの村で身を潜めながら、傷の回復を待っていた。
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