第一章 悲しみと欲望のフライ

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ヌチャドーーン!!!! 一発の銃声に辺りは氷付いた。 ウエイトレスの細く延びた足が綺麗な笹カマボコも悲鳴を上げることを忘れていた。 ドサッ・・ゴフッ・・ヌチャ・・・ メイドが口からすり身を流して倒れた。 「………ニー…?ハニー…?ハニー!ハニー!嘘だろ!?あ゛ぁハニーーーー!!!ウッ…生臭ェ………ハニー」 男はメイドを抱き上げた。 しかし、即死だった。 「クソぉ……誰だよ………誰が殺ったんだYO……誰だぁー!!」 ギィ…… 小意気なバーの扉が開いた。
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