このひとの隣は、

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「おい天パ、総悟となに話してやがる」 携帯をいじっていた土方さんが俺達の間へ入ってきた 『べっつにぃー?なっ、沖田くんっ』 にこっと笑う旦那。 可愛い。 正直土方さんの前でへらへらしないでもらいたい いつ土方さんが旦那の魅力に気付くかわかんねーし。 そんな事を考えている間にも土方さんと旦那は話を進めている 「‥俺、帰りやす。」 俺だけ取り残されているみたいでいたたまれなくなりその場から逃げるように去った 『おい、総悟!』 背中から土方さんが俺の名前を呼んでいた、けどその時は聞こえないフリをした いま土方さんの方へ振り向いたら涙が零れてしまう。 不安で、寂しくて、距離を感じた。 俺は邪魔者、 最近土方さん俺に冷たいし、旦那が土方さんに話しかけてうざそうにしていてもなんやかんやで楽しそうに話している 俺からみても土方さんと旦那はお似合いだと思う。 俺となんかよりずっと、
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