🌸第二章🌸

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――――1月31日 私は難産だったが無事生まれた だが母上の体は元から弱く 今回の難産が体に応えたのだろう 病に伏せってしまった。 そして私が五つのときに この世を去られた。 母上は実家で養生されていたから あまり喋った記憶もなく 遊んだもらった記憶もない。 思い入れなどない。 そう思ったが 涙がとまらなかった。 父上と仲がよかった 浮竹、夜一、京楽が 頭を撫でてくれたのを 今でも覚えている
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