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大「おい、山田ー
心配したぞ?
大丈夫だったか?」
涼「うん」
それだけ言うと会長室に入った
机に座り資料に目を通す
中島健人…
お兄ちゃん…
そのまま机に伏せると眠ってしまった
~~~~~~~
兄「涼介…」
宏「涼介…お前は桜見たいに綺麗だな…」
兄「涼介…好きだよ…」
宏「おっきくなったなー
見ないうちにお兄ちゃんになって」
兄「涼介…俺を見ろよ…
涼介ー!!涼介ー!!!!」
ハッ…
涼「夢か…」
ガチャ
大「山田?
大丈夫か?顔色悪いぞ」
涼「大丈夫」
最近ずっと兄ちゃんと宏太にいと居たときの夢を見る
大「無理すんな…
そう言って俺の肩に触れようとした」
ガタッ
涼「いやっ!!!」
大ちゃんの腕から逃れようと立ち上がると椅子が倒れた
大「おい…
お前、酷くなってないか?」
確かに…こんなに大きく拒絶した事は最近はなかった
これも夢のせいだ…
涼「もうすぐ宏太にいの命日何だ…
お兄ちゃんの命日も近いし…」
だからかも…
二人が俺に怒ってるからこんな夢見るのかも…
大「墓参り行かなくて良いのかよ?」
涼「俺には行く資格ないから…」
大「いつまで逃げてるつもりだよ
逃げてたって解決しないんだぞ?
良いのかよ、このまま会いに行かなくて」
涼「良いんだ」
そう言い生徒会室を出た
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