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同盟を締結。さらに4月14日、聖戦(ジハード)開始を宣言し、イスラム教国以外の国に対し、石油輸出を禁止し、イスラエル及び東欧各国に宣戦布告。イスラエルをヨーロッパの援助が来る前の4月28日に撃破。イスラエルとその周辺国家を自国の領土にした。さらにスエズ運河の同盟国以外の艦船の通航を禁止し、世界経済に大打撃を与えた。
この事態を受け、5月3日に国連常任理事国は連合軍を地中海に配備、徹底抗戦を宣言し、第三次世界大戦が勃発した。この時すでに戦線はトルコに達していたが、連合軍の参戦により、戦線は膠着状態に陥った。その間にイムラは中東やアフリカ各国に協力を要請し、アルジェリアやオマーン、ソマリアなどを軍事同盟に迎えていた。
石油禁輸と戦争に伴い、世界各国の石油は圧倒的に不足し、また、中東以外の石油産出国が莫大な利益を得ていることに不満を持つ国が現れ始めた。西欧の石油は殆どをイギリスの海上油田に頼り、また戦争中だったこともあり、イギリスは莫大な利益を得ていた。フランスはこれを良しと思わず、さらにヨーロッパ
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