第二章

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  ──龍馬さん達に会って早三日。 この三日間でわかった事がある。 ここ絶対に幕末…! 本当に過去に来ちゃったよ… あぁ、お父さんにお母さんにお兄ちゃん心配してるかな? 私あっちでは事故に合ったんだよね…? し、死んでない…よね? 「さっきから何やってる。 気持ち悪いぞ」 むっ、この声は… 「まぁ~たそーゆー事言う! 以蔵はもっと優しくできないの?!」 いつもいつも憎まれ口叩いて… 「お前に優しくする義務はない!」 な~ん~だ~と~お~? 何で私ばっかり! まぁ以蔵は皆にこんな感じだけど私だけやたら冷たい! でも…、何か武市さんには態度違うんだよね。 「以蔵はさぁ、何で武市さんには敬語なの?」 「………」 おや、黙ってしまった。 聞いちゃまずかったかな? 「別に意味はない!」 以蔵…態度がおかしい。 武市さんの事苦手なのかな? 「小娘!!」 へっ? .
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