第一章

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  その声で私は夢の中から現実に戻された。 瞼を開けるとそこにはくるくるの髪の毛を一つに結ってある知らない男の人が私を覗いていた。 「きゃあっ?!」 びっくりして声を出してしまった。 その男の人もびっくりしたらしく目を見開いている。 「大丈夫か?」 「だ、大丈夫…です」 ってえ?え?ここどこ? 周りを見渡して見ると電柱も電灯もないまっくらな道でくるくる頭をした男の後ろにもう三人立ってる。 怖そうな男の人と女の人と…子供? 暗くてよく見えない。 でも何か…危ない感じ? .
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