第1章

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「ねー! 君、君! こんなとこで何してるの?」 私は、声のした方を見ると髪が明るい茶の男が、私を見下ろしていた。 『....海見てる』 私は、男からまた海に目線を戻して言った。 「だねー。 でも、せっかくの晴天、太陽の光浴びなきゃ勿体ないよー?」 その男は、私の横に腰を下ろしていた。 『....太陽は、嫌いだからいいの』 私は、そっけなく返す。 「ふーん...。 でも、人間太陽の光を浴びなきゃ死んじゃうよ?」
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