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私は、男に目を向けた。
良く見ると、綺麗な顔をしていた。
『...ナンパなら、他あたったら?
私、可愛くないからもっと他の可愛い子探した方がいいよー』
「ギャハハハ!
君ぐらいだよ?
俺に、そんなこと言うの!」
男は、目に涙まで溜めて笑っている。
『...自意識過剰。
確かに、あなたカッコイイかもしれないけど、残念ながら私は、あなたには振り向かないよ』
私は、自分の足元の砂を弄りながら言った。
「んー...。
でも、俺君のこと気に行っちゃったんだー!
どうしたら俺のこと好きになってくれる?」
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