1人が本棚に入れています
本棚に追加
可哀相な事に
裏野優紀は
あの最悪な
平岡伸也の隣の席だということが判明した
きっと裏野優紀はすぐに平岡伸也にイジメを受ける事になるだろう
可哀相だと周りの誰もが思った
だが誰も何も言えなかった
先生も何故あんな奴の隣にしたのだろうと私は心底悪く思った
私は気になって
先生に尋ねた。
「何故、裏野優紀を平岡伸也の隣にしたんですか?」
「それは…」
「先生も知ってますよね?平岡伸也…あいつは私の─」
「違う」
「…え?」
「先生もなるべく隣にしないようにしてたのよ」
「…じゃあ何で…!」
「裏野さんが…」
「裏野優紀が?なんですか」
「裏野さんが隣になると言ったのよ」
「………!」
最初のコメントを投稿しよう!