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「・・・・殺り終ったな。」
辺りを見渡せば、死体の山。
あんなに居ても、私は変わらない。
何時の間にかウルフ達が現れる。
何時もの繰返し。
私の心は揺るがない。
死体の山が片付けられるのを、ただ見つめていて
誰でも良い・・・・私の心を揺るがして。
ただ1つの願いは、何時も消えていく。
未だに私は戻りたいと想っているみたいね。
私の気持ちを肯定する様に、木々達の囁きが風に乗って不協和音になる。
それでも私は想い続けて居たいのよ。
その心まで無くしたら、人形に成り果ててしまうから。
私は待ち続けるわ。
壊れた心の欠片を
どうか、掬い上げて頂戴。
掬ってくれた貴方は、何処にいますか。
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