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「そんな事より今日飲みにいかね?」
久しぶりの定時退社、早く帰って休みたい気もあったが憂さを晴らしたい気持ちが勝り付き合う事にした
「乾杯~」『乾杯』
「ふぅ~美味い!やっぱり烏龍茶は最高だ!」
『タバコ吸うのに酒は飲めないのな』
「大丈夫!烏龍茶には心を酔わす効果が俺の中で立証されてる」
『それはお得だな』
酒は飲めるけどそれほど強くないボクは程なく酔っ払って行き、最近の出来事を話しだしていた
『…彼女との事…ボクはわかってくれている、伝わっていると思いこんでいた…でもそれが彼女を傷つけていたんだよなぁ…当たり前とか当然とかで結局〈無意味〉と思った事は口にしなかったし…これ、合理的とかじゃなく直さなきゃいけないよなぁ…』
「悪いと思った事なら反省して次に活かせばいいんじゃね?あっ!お姉さんオーダー!漬物一つ!」
『…それよりも課長だよ…意味わかんない…本当何かしたのかなぁ…』
「あ~課長ね~この前喫煙室で一緒になったんで話したんだけど聞きたい?言うけど」
『…えっ?バ課長がどしたって?』
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