将来の夢

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駅から降り、やっと一つ叶えたという達成感 「まだまだ先は長そうだけどね」 呟きの先にあるあの頃の夢 今までの道のりを改めて思い返す いつも荷物を持って車椅子を押してくれた友達 身体の事で進路を悩んでいたら同じように真剣に悩んで道を示してくれた先生 何より 義足を付け 歩けるようになるまで 罵声も 悩みも 泣き言も受け止め 支え続けて母の元に旅だった父親 ありがとう ありがとう みんな本当にありがとう… 「帰ったら報告しなきゃな」 ボクの将来の夢 「電車で席を譲れる人になりたいです。それと…」
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