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漠然とした不安…落ち着かないので玄関の近くで右往左往
凄く暗くなった
凄く悲しくなって来た
御主人にあまり鳴いちゃダメと言われた言いつけも守れなかった
寝てしまおうとも思ったが何かが怖くて眠れない
どうしよう…そんな時に玄関でガチャガチャ音がした
「…ただいま…」
『ナァーンゥルナォーン♪』
嬉しさのあまり情けない声が出た
「…ん…ごめんね元親…お腹空いたよね…ちょっと待っててね…」
何かあったのだろう…
御主人が疲れている
お酒臭い
何より私に甘えない
…寂しい…
「……ハァ……」
よく見ると御主人の顔に涙の後…
いつもと同じご飯が今日は美味しくない…
私が御主人に出来る事は無いか…?
わからない…
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