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『・・・いいのかい?』
「あん?」
異世界へ向かう空間の中、アナザーがカノンに問いかけた。
『魔法の性質上、こんな形になっちゃったけど、元の世界に未練とかってないのかい?戻れないかも知れないんだよ?』
「帰ると言ったからな」
『答えになってないよ・・・』
「それが答えだ。今までいろんなことを有言実行してきた。今回も同じなだけだ」
(本気みたいだ。・・・だけど、この人、なんであんなに大きな魔法が使えたんだろう・・・?
そんなに魔力があるようには思えないんだけど・・・)
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