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『っ、やめろぉっ…』 「ん?ちょっと、優香ごめん!」 「はぁっ?ちょっ、桜」 あの声は… 『痛っ、多人数でずりぃぞ!』 やっぱリンチ。 しかも女が男にかよっ! 「てぇめーらっ!弱いものいじめかよ!」 「やべっ、フラワーの桜ぢゃん。」 「おい、逃げるぞっ」 あっ、フラワーってゆうのは あたしの族の名前。 花好きだから…ねっ! 「ふぅー、おい大丈夫?」 「あ、大丈夫…」 おっ、けっこう かっこいいじゃねぇか。 「お前、名前は?」 「真宮祐樹。」 「真宮か。あたしは菊池桜」 「………桜ちゃん、ありがと」 「やだなぁ、桜って呼べよ。」 「……わかった。」 「よろしくな、祐樹っ!」 「おぉっ!ニコッ」 ――ドキンッ 何だこれ? 胸がチクチクする。 .
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