ヤンキーな彼女

２

｢なぁ、桜…こっち向いて？｣

｢へぇ？何…｣

――ﾁｭｯ

｢ゆっ、祐樹///！？｣

｢本当桜可愛い。｣

あ、あたしキスされた？
今祐樹に…だよね？

｢桜…好き。｣

｢っっ///！！｣

｢返事は？｣

｢あ、あたしもっ！！｣

――ｸﾁｭｯ

｢んっ…ゆぅ…きっ///｣

｢ふふっ、桜ディープ初めて？｣

ｺｸﾝｯとあたしは頷く。
一気に顔が茹でダコになる…

｢ほんと、桜はピュアだな｣

――ｸｼｭｯ

頭をバサバサされる。
こ、こんなの初めて…//

｢ゆ、祐樹…//｣

｢ん？なぁーに、桜ちゃん！｣

｢もっかい、キス…｣

｢えっ？声小さい｣

ほんと、意地悪しないで…

｢…も…キス……て｣

｢えぇっ？もっと大きな声でっ！｣

あたし、勝てないじゃんっ…

｢もっかいキスしてっ！！｣

　　　だけど…

｢ふふっ、よく言えました。｣

あなたにだったら、負けてもいぃ…かな

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